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「02」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察
 
(姓名の「名」の方:特に女性の名前について...)

同名の名前が増えた場合は追記として登録。
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その名は
信子・信夫・信雄
(ノブコ・ノブオ)

●信子・信夫・信雄

渡された場面
信子 下坂一夫を愛する気の弱い女。小寺の小説を下坂に渡す。
文学好き。24歳
信子(真野信子)(ノブコ)

霧の旗
信子 バー「海草」のホステス。桐子とはホステス仲間。二人は同居している。
杉浦健次は恋人だが、素っ気ない態度に疑いを持っている。 
信子(ノブコ)

高校殺人事件
信子 羽島謙の友人。推理小説好き。「ノンちゃん」。家は喫茶店
坂本 信子(サカモトノブコ)

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紙碑 ※「信夫」

信夫 画家。重田正人の仲間。故人
唐沢 信夫(カラサワノブオ)

---------------------------------------------------(2022年11月21日追記)
見送って

信子 島村芳正の妹。基子の義妹。夫婦で結婚披露宴に出席。新郎新婦を見送る空港で、基子から島村家からの離縁を知らされる。
実母の世話を頼まれる。 
信子(ノブコ)
少し自分勝手な人物として登場。最後に義姉に思わぬ反撃に遭う。

信夫 銀行員。島村悠紀子の夫になる。舞台は二人の結婚式。
広瀬 信夫ヒロセノブオ)

---------------------------------------------------(2023年07月21日追記)
歯止め」黒の様式:第一話

信雄 旗島実造・織江の養子。津留素芽子と結婚する。江利子は義理の妹になる。養母の織江と特殊な関係で結ばれている。
結婚後もその関係は「歯止め」が掛からなかった。
妻の素芽子は、青酸カリで服毒自殺をしたことになっているが、殺された可能性が示唆されている。
旗島 信雄(ハタジマノブオ)
江利子の夫。江利子の姉の自殺を疑う。謎解きをする。息子の行動に手を焼いている。



紹介作品No1001からNo1050までで考察。 と、したが、 「渡された場面」は、No1056でした。少々おまけ。

平凡な名前で漢字は同じ。登場人物は若い。
紹介約50作品で3名の登場。かなりの出現率である。
気弱でありながらさっぱりした気性、気の良い娘。一途に男を愛する純情さを持ち合わせている。
可愛げのある人物として描かれているように感じる。
脇役ではあるが、重要な役回りをする。

高校殺人事件」の坂本信子は別として、薄幸な感じがする。
清張作品には明るく無邪気でノー天気な女性は登場しないのか...?
「信子」と「信夫」が「見送って」に登場して、総勢6名。男2名、女4名。130作品以上になったが、かなりの出現率である。

考察数は145になった。「信雄」の登場で、男名前として独立させる。2023年07月21日追記

2018年10月21日記/2022年11月21日追記/2023年07月21日追記


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 登場人物【女性の名前】50音検索ギャラリー


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