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疑問 疑問疑問※「信玄軍記」と「信玄戦旗」

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疑問  02

清張最後の小説とは?

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疑問

江戸綺談 甲州霊獄党
小説新潮 2009/12月号/単行本未収録一挙掲載三百枚
「週刊新潮」1992年1月2・9日号(新年特大号)より掲載
『週刊新潮』1992年1月2日・9日新年特大号〜5月15日(休載)9月3日遺稿発表

【松本清張 生誕百年】 松本清張 最後の小説 一挙掲載三百枚〉 江戸綺談 甲州霊嶽党 ...
自身、「一代の世話物にしたい」と語っていた本作を、没後に公にされた原稿も併せてここに再録する。
鬼気迫る創作意欲を見せた先生は、病床からも私に指示を出した――担当編集者



神々の乱心
(株)文藝春秋/文庫(文春文庫)/2000/01/10●初版
『週間文春』/1990年(平成02年)329日号〜1992年(平成04年)521日号(病気のため休載)

最後の情熱をほとばしらせ、想像力を奔放に解き放った、松本清張最後の<瑞々しい>小説ある。
... 松本清張が謎の新興宗教の存在に突きあたったのは、「昭和史発掘」の執筆中であった。
以来、20年以上いつかは作家の創造力と洞察力でふくらませ ...


どちらも1992年5月に休載になったようだ。連載開始は『神々の乱心』が早いが最後の小説
という意味では、着手の遅い『江戸綺談 甲州霊獄党』が最後とも言える。
松本清張記念館が清張生誕100年記念行事で最後の小説と銘打って企画展を開催している。
それなりの根拠があるのだろう。
べつに、どちらでもいい話なのかも知れない。
商業主義が「最後」を売りにしているのだろう。

でも、蛇足的な疑問ではあるが『最後』は二つはいらない! 最後なのだから。同着?

もう一つ、「一九五二年日航機「撃墜」事件」と言う説もある。1992年(平成4年)430日)
完結と言うことで「最後」かも知れない。

2010年2月13日 記

 

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