清張分室

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2014年08月13日記

松本清張
朗読劇


吉祥寺シアター
 

 
松本清張 朗読劇シリーズ

『天城越え』
『或る「小倉日記」伝』


朗読劇を鑑賞してきました。前進座の津田恵一、柳生啓介、浜名美貴出演
朗読劇はこれで二回目ですがその迫力に感心させられます。
作品は推理小説としての「天城越え」と芥川賞受賞作「或る「小倉日記」伝」で
「或る「小倉日記」伝」は純文学とも言える作品でその対象、対比が興味深かった。
登場人物の使い分け、(声質まで変えての演技・演出)が観覧者を引き込みます。
おもしろかったです。
確かな劇団の、確かな役者の底力は見た者、聞いた者に感銘を与えます。
日常的には演劇にとんと疎い私ですが、すばらしい時間を過ごすことが出来ました。
ただ、観覧者の平均年齢が70歳程度ではないかと感じられました。
高齢者社会の反映か、清張ファンの高齢化か、己の年齢を脇に置いて少し寂しく感じました。

次回は2015年1月5日.6日の予定(演目未定)

(2014年8月13日記)


【松本清張の蛇足的研究】
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