松本清張_清張通史3 カミと青銅の迷路

題名 清張通史3 カミと青銅の迷路
読み セイチョウツウシ3 カミトセイドウノメイロ
原題/改題/副題/備考 ●シリーズ名=清張通史
●全6話
1.
邪馬台国
2.
空白の世紀
3.カミと青銅の迷路
4.天皇と豪族
5.
壬申の乱
6.
寧楽
本の題名 清張通史3 カミと青銅の迷路【蔵書No0161】
出版社 (株)講談社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1978/01/20●初版
価格 850
発表雑誌/発表場所 「東京新聞」
作品表発表 年月日 1976年(昭和51年)1月1日〜1978年(昭和52年)7月6日
コードNo 19760101-19780706
書き出し 古墳の謎  前巻では、古墳中期にあたる文献(書記など)の内容はあまり信用できないことを書いてきた。信用できなければ事実がよくわからい。つまり謎が多い。江上波夫氏の騎馬民族説も、こうした謎を解くためにうまれた仮説の一つである。文献をはなれて、考古学のうえでも、いまだ未解決の謎が少なからずある。考古学では、古墳時代でも、その前の弥生時代でも、またその前の縄文時代でも、おおまかにいって前期・中期・後期の三つに分けている。これを三区分という。それまではこまかなニュアンスの違いがつかめぬから、前期の前に早期をつけるとか後期のあとに晩期をつけるとかする。それでもまだ荒いので、前・中・後をそれぞれ二つにわけ前半と後半とに細分化する。こうすると古墳・弥生・縄文もそれぞれ八区分になる。
作品分類 古代史(通史/シリーズ) 271P×540=146340
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【帯】アマテラスとスサノウの関係をはじめ神話の発想には、東西両世界に意外な類似性があらわれている。神をめぐる祭儀あるいは生死観においても、光明神アラフ・マズダを主神とするゾロアスター教の伝来は、思わぬところにその影を色濃くとどめている。本書は神々の伝説から青銅器の文様まで多彩な題材をもとに、日本文化のふるさとを縦横に探索する。