松本清張_現代官僚論 第三話 農林官僚論

〔(株)文藝春秋=全集31(1974/07/05)【現代官僚論】で第三話として発表〕

題名 現代官僚論 第三話 農林官僚論
読み ゲンダイカンリョウロン ダイ03ワ ノウリンカンリョウロン
原題/改題/副題/備考 ●シリーズ名=現代官僚論
●全13話
 1.
現代官僚論
 2.
文部官僚論
 3.農林官僚論
 4.検察官僚論
 5.
通産官僚論
 6.
旧内務官僚論
 7.
建設官僚論
 8.
警察官僚論
 9.
内閣調査室論
10.
防衛官僚論
11.
運輸官僚論
12.
大蔵官僚論
13.
外務官僚論
●全集(7話)
1.
現代官僚論
2.
文部官僚論
3.農林官僚論
4.検察官僚論
5.
通産官僚論
6.
警察官僚論
7.
内閣調査室論
本の題名 松本清張全集 31 深層海流・現代官僚論【蔵書No0115】
出版社 文藝春秋
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1974/07/05●2版
価格 1200
発表雑誌/発表場所 「週間文春」
作品発表 年月日 1963年(昭和38年)5月号〜7月号
コードNo 19630500-19630700
書き出し 官庁の中で農林省ほど国民生活に関係の深いお役所はない、米、麦をはじめ、野菜、果物、魚、牛乳、卵、肉、バター、味噌、醤油、食用油など悉く農林省のお世話になっている。近ごろのキャッチフレーズで云えば、まさに台所に直結した役所ということができる。今ではすっかりナイロンに押されたが、衣類の絹類にしても蚕糸局という立派なポストがあるし、家を造る材料の材木には林野庁という厖大な機構もある。この省は補助金の多いことでも知られている。三十八年度一般会計全体中の補助金等(負担金、交付金を含む)は七、二二〇億四、一八〇万円だが、そのうち農林省関係の補助金等は九一一億六、三九三万円となっている。三十七年度から見ると約一〇億円の増で、件数にすると一三〇件、前年度からみて十四件増である。
作品分類 ノンフィクション(中編/シリーズ) 68P×1000=68000
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