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「18」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察


同名の名前が増えた場合は追記として登録。

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その名は
「昌子・真佐子・政子・正子
(マサコ)

●昌子
留守宅の事件

昌子 高瀬昌子。宗子の妹。高校教師。形見に「ウールのツーピース」を欲しがるが、解決へのヒントになる。
高瀬 昌子(タカセマサコ)


●真佐子
遭難
(【黒い画集】第一話)
真佐子 岩瀬秀雄の姉。浦橋の手記に疑問を抱く。従兄の槇田に究明を託す。三十二、三歳
岩瀬 真佐子(イワセマサコ)

遺墨(【隠花の飾り】第十一話)
真佐子 呼野信雄に初めて会ったのは、真佐子が30歳で、呼野が58歳の時だった。呼野の専属の速記者になり、呼野家に通う。
高校を卒業するとデパートに勤めるかたわら夜間の速記所に通って速記を身につける。
21歳の時、職場結婚した夫に女が出来一年半で離婚。病に倒れた呼野の病院に運ぶなど世話をやく。
呼野が一命を取り留めたため、夫人に疑われ修羅場を経験する。「風頼帖」を形見として受け取る。
向井 真佐子(イワセマサコ)
2023年3月21日追記
※主役。結果として男に翻弄される。

濁った陽(【黒い画集】第八話)
真佐子 関京太郎の助手。関京太郎の依頼で草刈美代子を調べる。頼んだ関以上に、積極的に探索に当たるが、壁に阻まれる。
探索の中で偽名を使う、小川蘭子。最後は関京太郎の片腕となり真相にたどり着く。
森沢 真佐子(モリサワマサコ)
2025年1月21日追記
※素人探偵、ほぼ主役として登場。


●政子
見送って
(【隠花の飾り】第四話)
政子 島村基子と渋谷にある短歌の結社の歌仲間。悠紀子の結婚披露宴に出席。浜島和枝も歌仲間。顔の丸い庶民的な女。  
下条 政子(シモジョウマサコ)


●正子
失踪
(【黒い画集】第四話)
正子 竹下幸子のデパート時代の友人。幸子が引っ越す場面に同席。足立区千住に住む。
吉野 正子(ヨシノマサコ)
2024年9月21日追記


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真佐子(遭難)以外は、それほど重要な役回りでは無い。
年齢設定も明確では無いが、「昌子」は、姉が29歳なので20代後半だろう。「昌子」は、島村基子の短歌仲間なので、結婚する娘の母親と同年齢と思える。
何れにしても、サンプル数が少ないので、傾向のようなものは感じられない。
2022年11月21日記2023年03月21日追記

4人目の「マサコ」である。まだ「雅子」など、出てきそうである。役割は前述の通り。
2024年9月21日追記

真佐子としては、三人目、「黒い画集」(シリーズ作品)では二人目。『真佐子』は、重要な役回りである。
2025年1月21日追記


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