| 題名 | 田沼意次 （人と金を動かした政治改革者） 対談：松本清張・江上照彦／構成：前島翔一 | |
| 読み | タヌマオキツグ | |
| 原題／改題／副題／備考 | ●松本清張の日本史探訪 【三世紀に存在したヒミコの国】ヤマタイ国 松本清張・藤間生大・上田正昭・田辺昭三／司会・構成：水谷慶一 【新国家建設に苦闘した皇太子】聖徳太子 松本清張・井上光貞／構成：武田一郎 【皇位を賭けた古代の大争乱】壬申の乱 松本清張・梅原猛／構成：水谷慶一 【国家的大事業の陰の政治劇】大仏開眼 松本清張・井上光貞／構成：鈴木健次 【鎌倉期彫刻を完成した仏師】運慶 松本清張・中村直勝／構成：鈴木健次 【乱世を生きのびた教養人武将】細川幽斎 松本清張／構成：前島翔一 【天下取りを狂わせた大事件】本能寺の変 松本清張・宝月圭吾／構成：松本匡敏 【天下人まで成り上がった男】豊臣秀吉 松本清張・海音寺潮五郎／構成：野水清 【黄金をめぐる栄華と悲惨】佐渡金山 松本清張・津村節子／構成：板谷俊一 【大岡裁きで知られる名奉行】大岡越前守 松本清張・辻達也／構成：野水清 【人と金を動かした政治改革者】田沼意次 松本清張・江上照彦／構成：前島翔一 【全国測量図を作った地理学者】伊能忠敬 松本清張・保柳睦美／構成：前島翔一 【天保の改革に挫折した老中】水野忠邦 松本清張・岡本良一／構成：前島翔一 |
|
| 本の題名 | 松本清張の日本史探訪 ■【蔵書Ｎｏ０２４５】 | |
| 出版社 | 角川書店 | |
| 本のサイズ | 文庫（角川文庫） | |
| 初版＆購入版．年月日 | 2000/03/10●四版 | |
| 価格 | 667円＋税別●中古280円 | |
| 発表雑誌／発表場所 | NHK総合テレビ1972年（昭和47年）放送 | |
| 作品発表 年月日 | １９７２年 | |
| コードNo | 19720000-00000000 | |
| 書き出し | 殿中の刃傷事件 ≪浅野と吉良の刃傷事件から数えて八十三年め、天明四年（一七八四）は同じく陰暦三月、またまた殿中で刃傷事件が発生し 切りつけたのは、将軍警護役の名もない小旗本、そして斬られたのは、若年寄を拝命するばくふの重役であり、今をときめく老中田沼意次の息子、意知であった。 しかし、江戸の人々は斬られた意次の子に一片の同情も示さぬばかりか、｢親の因果が子に報いたものだ｣とはやした。斬られた意知の親、老中田沼意次は、この二年後悪事露見の名のもとに政権の座を追われ、四年後、七十歳でこの世を去る 徳川時代の幕閣の中で、彼ほど悪徳政治家の烙印を押された者はいない。彼は、賄賂を取って私腹を肥し、世を乱した憎むべき政治家であったとされている。≫ 松本 賄賂を受け取るのは、いろいろな頼み事を聞いてやるという反対給付がが可能な場合で、これが原則。で、頼むほうには、それだけの狡さがっあたわけ。田沼の場合は、たいていが猟官運動です。 |
|
| 作品分類 | 対談 | １３Ｐ×４３０＝５５９０ |
| 検索キーワード | ||