松本清張_吉野ヶ里と邪馬台国の影

題名 吉野ヶ里と邪馬台国の影
読み ヨシノガリトヤマタイコクノカゲ
原題/改題/副題/備考 ●シリーズ名=清張 古代遊記
●全3話
T.吉野ヶ里と邪馬台国の影(687) 
U.邪馬台国(501_01)(501)
V.逃げ水 邪馬台国(688)  
本の題名 清張 古代遊記【蔵書No0235】
出版社 日本放送出版協会(NHK出版)
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1993/11/30●初版
価格 569/古本 アマゾン
発表雑誌/発表場所 『QUARK』
作品発表 年月日 1989年(平成1年)5月
コードNo 19890500-0000000
書き出し 吉野ヶ里に立つ
吉野ヶ里遺跡には、弥生中期後半(紀元前一世紀)と後期(一〜三世紀)の遺構がある。すなわち中期後半の墳丘墓が先にできて、環濠集落が後期につくられたと推定されている。
吉野ヶ里遺跡がこの時期から成り立っているのは微妙である。中期後半だと邪馬台国当時より約二百年も前にさかのぼるし、後期だと邪馬台国出現時とほぼ一致する。
後者の立場をとる邪馬台国九州論者はにわかに活気づいた。これに対して畿内論者は中期後半の見方に立って慎重かつ批判的なようだ。邪馬台国九州説・畿内説の論争は吉野ヶ里遺跡の発見を契機としてまたもや燃え上がりそうである。 
作品分類 古代史 
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