題名 | 邪馬台国 | |
読み | ヤマタイコク | |
原題/改題/副題/備考 | 【重複】〔(株)講談社=清張通史1 邪馬台国〕 ●シリーズ名=清張 古代遊記 ●全3話 T.吉野ヶ里と邪馬台国の影(687) U.邪馬台国(501_01)(501) V.逃げ水 邪馬台国(688) |
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本の題名 | 清張 古代遊記■【蔵書No0235】 | |
出版社 | 日本放送出版協会(NHK出版) | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1993/11/30●初版 | |
価格 | 569/古本 アマゾン | |
発表雑誌/発表場所 | 「東京新聞」 | |
作品表発表 年月日 | 1976年(昭和51年)1月1日〜1976年(昭和51年)5月27日 | |
コードNo | 19760101-19760527 | |
書き出し | 歴史をさかのぼる 河川は切れめなく流れている。どこを区切りようもない。水に上流と中流とのさかいめはないし、中流と下流の境界もはっきりしない。上流といい、中流といい、下流というのは、長い川を人が便宜上、寸法的に分断した漠然としたいいかたで、もちろん自然の流れがその区分のところでとまっているのでもなければ、水の色を変えているわけでもない。歴史もそのとおりで、その時代区分へ、便宜的に名前をいろいろつけているが、その区分のところで、たとえば、映画の場面転換のように、ぱっと歴史がきりかわるわけではない。流れの水を切ることができない。日本歴史で、中世をおもにしらべる学者や研究家がいるとする。川の呼び名からすれば、中流のあたりになるだろう。けれども中世は、その前の上代を切れ目のないかたちでひきついでいるのだから、中世の専門家は上代の歴史も研究していなければ、ほんとうのところはわからない。 | |
作品分類 | 古代史 | |
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