松本清張_信玄軍記/炎風

題名 信玄軍記/炎風
読み シンゲングンキ/エンプウ
原題/改題/副題/備考 ●シリーズ名=信玄軍記
●全3話
1.「炎風(658)
2.「
乱旗」(659)
3.「
陣火」(660) 
本の題名 信玄軍記【蔵書No0220】
出版社 (株)河出書房新社
本のサイズ 文庫(河出文庫)
初版&購入版.年月日 2007/08/20●初版
価格 580+税29
発表雑誌/発表場所 信玄軍記(河出新書)
作品発表 年月日 1956年(昭和31年)3月
コードNo 19560400-00000000
書き出し 「何とか信濃の半分でも手に入れたい」というのが武田信虎の野望である。永正十四年以来、甲斐一円は武田信虎の支配にあった。武田家の祖先は、源氏の新羅三郎義光だ。清和天皇の孫源経基の孫の頼義が一時、甲斐守となったが、これは赴任しなかった。その頼義の三男が義光で、寛治年間に甲斐守となってから初めて甲斐の国に永住した。だから武田家は甲斐源氏の嫡流なのである。しかるに甲斐国は四方が山に囲まれて、まことに狭い、土地狭隘な上に平野が無いから産業がない。これが義光以来、武田家の代々の悩みである。
作品分類 小説(短編・時代) 65P×400=26000
検索キーワード 武田信虎・新羅三郎義光・清和天皇・源経基
【帯】清張初期の歴史小説。大河ドラマ関連書
「風林火山」の旗の下、戦国の甲信に覇を競い、中原を目指した英雄の人間像を大胆に活写する