題名 | ハノイで見たこと/ハノイに入るまで | |
読み | ハノイデミタコト/ハノイニハイルマデ | |
原題/改題/副題/備考 | ●シリーズ名=ハノイで見たこと 1.松本清張の北ベトナム報告(改題=ハノイからの報告) 2.北ベトナム日記(改題=ハノイ日記) 3.ハノイに入るまで 4.あとがき |
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本の題名 | 松本清張全集 34 半生の記・ハノイで見たこと・エッセイより■【蔵書No0105】 | |
出版社 | (株)文藝春秋 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1974/02/20●初版 | |
価格 | 800 | |
発表雑誌/発表場所 | 「朝日新聞」 | |
作品発表 年月日 | 1968年(昭和43年)8月 | |
コードNo | 19680800-00000000 | |
書き出し | 私は、一九六七年末から六八年一月十二日まで、キューバで開かれた世界文化会議に参加のためハバナに滞在した。帰国したのが一月一五日で、帰る匆々家人から見せられたのが留守中にきたハノイからの電報だった。”INVITNG YOU AND MRMORIMOTO TETSUOCOME HANOI JANUARY1968STOP INFORM TOHANOIDATE AND NUMBER VISA”(貴下と森本哲郎氏とを一九六八年一月に ハノイに招待する。出発日とビザ番号を通知されたし)森本哲郎君は『週刊朝日』の副編集長で、私は、彼と同行で北ベトナムを訪問したいと去年の秋からハノイの対外文化連絡委員会に申請していた。以後ハノイとの電報交渉はすべて朝日新聞社にまかせた。私はハバナから帰ったばかりで、仕事の都合もあってすぐにハノイ出発するわけにはゆかず、結局、二月二十五日の羽田発のエールフランス機でプノンペンに向かうことになった。 |
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作品分類 | ノンフィクション | 9P×1000=9000 |
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