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「19」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察

(姓名の「名」の方:特に女性の名前について...)

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その名は
たき子・滝子
(タキコ)

●たき子

一年半待て
たき子 評論家。須村さと子の特別弁護人を買って出る。
高森 たき子(タカモリタキコ)


●滝子

なぜ「星図」が開いていたか
滝子 藤井都久雄の妻。三十前後細い輪郭に大きい目、印象に残る顔立ち。山岡と「懇ろ」
藤井 滝子(フジイタキコ)


記念に

滝子 鉄鋼会社の総務部に七年勤めている。銀行員の寺内良二と恋仲になる。
離婚歴があり、寺内良二にとって都合のいい女であった。滝子は男の気持ちを読むことに敏感でもあった。
内縁関係でも姉さん女房ぶりを発揮する。それが良二にとって重荷になっていることに気がついていない。
口先で、良二にとって都合の良い女を演じていたが、良二の結婚話で関係は破綻に向かう。
 
福井 滝子(フクイタキコ)


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たき子(一年半待て)・滝子(なぜ「星図」が開いていたか)は、重要な役回りで登場。
滝子(記念に)は、主役である。
面白いのは、タイトルが清張らしくない。「点と線」「砂の器」「眼の壁」など清張の代表作に比べて明らかに違う方向のタイトルである。
題名に関する一考察で取り上げた、【清張作火曜サスペンス劇場/「なぜ?一年半待てなのか!」】に近い系列である。
タイトルが、小説内に出てくることも特徴である。

たき子(一年半待て)
     >「須村さと子さんは私の求婚に、一年半待ってくれ、といったのですから」

滝子(なぜ「星図」が開いていたか
     >百科事典が開かれていたページは「星図」であって、...

滝子(記念に)
     >「これが別れの記念ね」
何れも短編で、女性が重要で、主役又は主役級の存在として登場している。


2023年01月21日記


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