●1974年 別冊文藝春秋 127特別号
Spring1974
「ヤフオク」で『真夏の夜の夢』松本清張に誘われて購入しました。
購入してビックリ!
「行者神髄(四)」とあるでなないですか。
そして、小さな活字で
そりや悉皆嫉妬根性(みんなやっかみこんじょう)が虚構へた根無し事よ
(「真夏の夜の夢」のチテー台辞=坪内逍遙訳)
1
「熱海生」の手紙のつづき。
..............................と続くではありませんか。
行者神髄(蔵書:文豪【蔵書No0202】) では167ページ 拾五、として書き出されています。
拾五からはじまって拾七で終わっています。「真夏の夜の夢」は1で始まり3で完結です。
1は拾五、2は拾六、3は拾七に対応しています。
行者神髄は、5回に渡って別冊文藝春秋に連載されていますので掲載の度にサブタイトル的に
「別冊文藝春秋123〜127」:1973年(昭和48年)3月号〜1974年(昭和49年)3月号
「真夏の夜の夢」のように何かタイトルがあったのではと考えます。
ところで、疑問は、別冊文藝春秋127号は行者神髄(四)ですから(五)が在るはずですが【完】と
なっています。別冊文藝春秋の123号から127号までに連載なら、127号は(五)で【完】では?
多少調べましたが分かりませんでした。
他愛のない疑問ですが、誰か知りませんか?
2013年7月31日 記
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