松本清張_あとがき_ハノイで見たこと/あとがき

題名 ハノイで見たこと/あとがき
読み ハノイデミタコト/アトガキ
原題/改題/副題/備考 ●シリーズ名=ハノイで見たこと
1.松本清張の北ベトナム報告(改題=ハノイからの報告
2.北ベトナム日記(
改題=ハノイ日記
3.
ハノイに入るまで
4.あとがき
本の題名 松本清張全集 34 半生の記・ハノイで見たこと・エッセイより【蔵書No0105】
出版社 (株)文藝春秋
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1974/02/20●初版
価格 800
発表雑誌/発表場所 「朝日新聞」
作品発表 年月日 1968年(昭和43年)7月
コードNo 19680700-00000000
書き出し 本書の「ハノイからの報告」は「週刊朝日」に連載した。はじめの二回分はハノイから電報で打ったが、同行の森本哲郎君がトンニャット・ホテルの部屋で深夜までタイプを鳴らした。同君は、新聞の送稿と両方だから苦労だった。「ハノイ日記」は、ハノイでの取材をその夜のうちにホテルでメモからノートにまとめたので、しぜんと「日記」のようなものになった。一日ぶんが二時間も三時間もかかったのは、空襲警報で何度も中断されたからである。白い蚊帳のベッドの横に机があり、小さなスタンドの光の下で書きつけたが、警報でこの光るが消えると、ペンを鉄帽に持ちかえて防空壕へ降りた。四月一日から句集はなくなったが、新情勢で、書く方が忙しくなった。
作品分類 コメント/あとがき/補筆 0.5P×1000=500
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