特別紹介作品No 001 【小林多喜二の死】 〔週刊文春 1965年8月15日~10月3日〕 小林多喜二のことは、すでに多くの研究や考証がなされて、ほとんどこれに加えるものがない。三十歳にして拷問によって殺されたこのプロレタリア作家は、今日もその作品の評価を色褪せることなく持ちつづけている。多喜二は短い生涯に終わっただけ彼について研究されるものはすべて出つくしている。【昭和史発掘全13巻:5巻 昭和史発掘14話】(文藝春秋)より
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