新潮文庫 |
新潮社 |
小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工場など種々の職を経て朝日新聞 西武本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、 1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の「点と線」は推理小 説会に”社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲 は古代史から現代まで多岐に亘った。幅広い読者を得、日本を代表する作家でもあっ た。 ●共犯者(新潮文庫)より(2002年6月15日第51刷) |
●取り上げられた代表作 「西郷札」・「或る『小倉日記』伝」 |