松本清張_「天保図録」編外 閑筆遊歩_桑名紀行

題名 「天保図録」編外 閑筆遊歩_桑名紀行
読み テンポズロクヘンガイ カンヒツユウホ_クワナキコウ
原題/改題/副題/備考  
本の題名 松本清張研究 第七号(2006年)【007:松本清張研究】(全集、単行本未収録を再録)
出版社 北九州市立松本清張記念館
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 2006/03/31●初版
価格 1905+税95
発表雑誌/発表場所 週刊朝日:1962年8月3日号
作品発表 年月日 1962年8月
コードNo 19620803-00000000
書き出し ●桑名紀行(週刊朝日:1962年8月3日号)
七月十三日、羽田空港を午前九時十分に発した。名古屋に行く機会があったので、「天保図録」に関係ある伊勢桑名に脚を伸ばそうというのだが、同行は本誌の秋吉君。
この秋吉君は、九年前、私が芥川賞に入ったとき、最初に来た取材記者で、彼の口からはじめて入賞したことを知らされた。
当時、わたしは小倉の朝日新聞西部本社にいたので、曽ての同僚という二重の因縁である。
機内の席では、肥った男が二人ならんだ。体重はどちらも七十二キロ。体重だけでなく、ずんぐりした身体つきも、顔つきも、髪のかたちまで似ている。


●長浜・長崎紀行(週刊朝日:1962年8月9日号)
●印旛沼の秋(週刊朝日:1962年12月27日号)
作品分類 エッセイ 
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