目次 |
岡本綺堂と清張先生
特集 歴史・時代小説の醍醐味
特別対談 清張さんの横顔
阿刀田高志+山本一力
『天保図録』ノート 野口武彦
二つの日本合戦譚 −−菊池寛と松本清張−− 石川功
消えた「なかま」のゆくえ
−−松本清張「無宿人別帳」をめぐって
高橋敏夫
江戸の〈切絵図〉と〈噂〉 −−捕物帳と清張−−
山田有策
対談
短編の緊密さ、長編の構想力 寺田
博+中島 誠
清張賞作家エッセイ特集
「西海道談綺」を解く
−−「大伝綺小説」のタネは「火」だった−− 山本音也
絢爛たる策謀の果て
森福 都
無宿者に寄せる哀歓
葉治英哉
史実の背後 山本兼一
「低いところ」の視点
三咲光郎
闇の領分
明野照葉
無宿のこと
城野 隆
暗い話の効用
岩井三四二
西洋的な伝奇小説の試み 島村
匠
再録・「天保図録」編外 閑筆遊歩 松本清張
桑名紀行/浜松・長崎紀行/印旛沼の秋
清張歴史時代小説 関連作品目録/関連記事目録 佐藤芳子・蛹エ昭子
編
清張記念館研究ノート
古代史家との往復書簡にみる、「火の路」高須論文の創作過程(一) 中川里志
−−第一論文「飛鳥の石像遺物」まで−−
古代史・考古学への目覚め −−朝日新聞社時代の松本清張 小野芳美
第六回松本清張研究奨励事業・報告要旨
記念館だより
編集後記 |