題名 | 英雄愚心 | |
読み | エイユウグシン | |
原題/改題/副題/備考 | ||
本の題名 | 奥羽の二人■【蔵書No0140】 | |
出版社 | (株)講談社 | |
本のサイズ | 文庫(講談社文庫) | |
初版&購入版.年月日 | 1986/11/15●23版2002/12/16 | |
価格 | 495+税(5%) | |
発表雑誌/発表場所 | 「別冊文藝春秋」35号 | |
作品発表 年月日 | 1953年(昭和28年)8月 | |
コードNo | 19530800-00000000 | |
書き出し | 太閤様が斯く諸事に成功を収めつつある間にも、天主は苦悩と恐怖とを以て日本全国を満たし、斯く傲れる彼の心にも謙譲の美徳を知らしむべき徴を与え給うた。一五九五年より一五九六年にかけて彼の脊髄骨を犯した憂うべき疾患は、彼を絶望の状態に陥れた。暫らくは快方に向ったが、再び危篤に陥り、ただ異常なる精神力によって僅かに生命を維持しつつ肉体的苦痛を続けて臨終に及んだ。 −−Leon Pages 「日本廿六聖人殉教記」−− 京都三条小橋下る、瑞泉寺の境内に畜生塚と呼ぶ一基の石塔がある。瑞泉寺の位置は、今は木屋町、先斗町などの嬌めいた町なみに隣合っているが、ここは昔の三条河原であった。今見る六角無縁塔の型も当初のものではなく、慶長十六年、角倉了以が高瀬川を開くに当たり、このように建てたのである。 | |
作品分類 | 小説(短編・時代) | 33P×540=17820 |
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