(原題=古代への探求)
題名 | 古代探求 | |
読み | コダイタンキュウ | |
原題/改題/副題/備考 | (原題=古代への探求) | |
本の題名 | 松本清張全集 33 古代史疑・古代探求■【蔵書No0116】 | |
出版社 | (株)文藝春秋 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1974/03/20●初版 | |
価格 | 1200 | |
発表雑誌/発表場所 | 「文學界」 | |
作品発表 年月日 | 1971年(昭和46年)1月号〜11月号 | |
コードNo | 19710100-19711100 | |
書き出し | 邪馬台国 日本の古代史を探求する上では、文献と遺物とは車の両論として等価値をもつ。どちらを主とすることもできず従とすることもできない。文献の実証には考古学的な知見が必要だし、遺跡・遺物などの考察には文献によって正確が期せられる。しかも、どちらの史料・資料が多くない。もっとも、史料は現在以上にふえる可能性が将来にわたっても極めて少ないが、資料のほうは豊富になる見込み充分である。地下にはまだどんなものが埋没されているか分からない。各国とも発掘は年々さかんになっている。一方の輪はますます立派になってゆきそうだが、片方の輪は貧弱なまま残される。これは決定的といってよさそうである。文献の新しい発見は絶望とみられているからである。 | |
作品分類 | 古代史 | 209P×1000=209000 |
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