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「13」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察
同名の名前が増えた場合は追記として登録。
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その名は
「雪子・悠紀子・雪・雪代」
(ユキコ・ユキ・ユキヨ)
●雪子 「点と線」
●雪 「砂の器」
●雪代 「家紋」(【死の枝】第三話)
●悠紀子 ---------------------------------------------------(2022年11月21日追記) 「見送って」(【隠花の飾り】第四話)
■□■□■□ 蛇足の考察 ■□■□ 作品の発表順は、 ●【点と線】(雪子)「旅」:1957年(昭和32年)2月号~1958年(昭和33年)1月号 ●【砂の器】(雪)「読売新聞・夕刊」:1960年(昭和35年)5月17日~1961年(昭和36年)4月20日 ●【家紋】(雪代)「小説新潮」:1967年(昭和42年)4月号 年代もバラバラで、忘れた頃に登場する感じの名前だ。 「雪」からくる、淡いイメージがある。でも、登場人物としては多彩で物語の立ち位置も様々だ。 「雪子」は、三つの名前を持つ(雪子・お時さん・秀子)。結果として不幸な殺され方をする。重要な脇役と言える。 「雪」は、脇役。重要な情報を持ち込むが、登場の仕方が気になる。ご都合主義的で... 「雪代」は、主人公。大人になって母の秘密を知ることになる。記憶として書かれて、決定的な結論が提示されていない。 2020年11月21日記/2022年11月21日追記 |
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