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疑問 ![]() 蛇足的疑問 金環食と金環蝕は違うのか? 松本清張:【金環食】 石川達三原作:映画:DVD:【金環蝕】 |
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【金環食とは】 日食の際,月の視直径が太陽より小さいため光球を隠しきれず,縁の部分が細い金の環になって残って見えるものをいう。 地球から月までの距離が比較的遠くなったり,太陽の距離が比較的近くなったりして,本影が地表まで届かない場合に見られる。 ●小説【金環蝕】 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 金環蝕(きんかんしょく) 太陽が、月の後ろに隠れて細い光輪状に見える天文現象 ⇒ 日食 1934年(昭和9年)連載、1935年(昭和10年)に刊行された久米正雄による日本の小説 ⇒ 金環蝕 (久米正雄の小説) 上記を原作とした1934年製作・公開、清水宏監督の日本の映画 ⇒ 金環蝕 (久米正雄の小説) 1966年(昭和41年)に刊行された石川達三による日本の小説 ⇒ 金環蝕 (石川達三の小説) 上記を原作とした1975年(昭和50年)製作・公開、山本薩夫監督の日本の映画 ⇒ 金環蝕 (石川達三の小説) 山藍紫姫子による日本の小説 ※年代別に整理すると 1.1934年(昭和9年):久米正雄 映画化(1934年製作・公開):監督:清水宏 https://ja.wikipedia.org/wiki/金環蝕_(久米正雄の小説) 2.1961年(昭和36年):松本清張 3.1966年(昭和41年):石川達三 映画化(1975年製作・公開):監督:山本薩夫 4.1992年? :山藍紫姫子(発売会社:白夜書房/発売年月日:1992/11/10) なぜか? 『ウィキペディア(Wikipedia)』に松本清張の『金環食』がない! 「食」と「蝕」の違いではなさそうだ。清張の小説は1961年に「「小説中央公論」1月号に発表されている。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●疑問の源 『金環蝕』のDVDを買った。 以前、TVだったと思うが、放送された物を見たことがある。 『金環蝕』のタイトルで、てっきり松本清張の作品だと思っていた。内容も政界汚職。しかし原作が石川達三。 清張の『金環食』は、タイトルとしては知っていたが、内容は記憶がなかった。 DVDを見た後で、『金環蝕』考えてみた。じつは、『金環蝕』を見る前に、『不毛地帯』を見たので政界の暗部を見せつけられた感がある。 昨今の政治状況も腐敗臭がプンプンだ。 清張作品の『金環食』は少し毛色が違うが、『迷走地図』(朝日新聞:1982年(昭和57年)2月8日号~1983年(昭和58年)5月5日)は、 映画化もされているし興味深い。(ただし、DVD化はされていない?) 決定的な勘違いではなかったが、二つの『金環蝕』を混同していた。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ --------------------------------------------------------- 【小説の内容】 小説の内容はそれぞれ違う。 久米正雄:恋愛物で、ハッピーエンドのようだ。 石川達三:政界汚職の映画。総裁選挙、ダム建設。 山藍紫姫子:世紀末の香り漂う耽美の世界。青年が知った禁断の城での遊戯とは... 松本清張:キーワードは、「新聞記者・GHQ・アメリカ占領軍・北海道礼文島・観測地点・勝利国」 --------------------------------------------------------- 【画像で見る金環食】 ![]() 映画【金環蝕】のキャチコピーは、『まわりは金色の栄光に輝いて見えるが中の方は真っ黒に腐っている。』 日本全国で部分日食(2020年6月) ![]() --------------------------------------------------------- 【映画:金環食】 ![]() ![]() ※清水宏監督の日本の映画 ⇒ 金環蝕 (久米正雄の小説) 『金環蝕』(きんかんしょく)は、1934年(昭和9年)に発表された久米正雄による日本の小説であり、同作を原作とし、同年に松竹蒲田撮影所が製作し、 清水宏が監督した日本のサイレント映画である。恋愛物で、ハッピーエンドのようだ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/金環蝕_(久米正雄の小説) 2020年7月21日登録 |