松本清張_随筆 黒い手帖・推理小説の発想/創作ノート(二)

題名 随筆 黒い手帖 推理小説の発想/創作ノート(二)
読み ズイヒツ クロイテチョウ スイリショウセツノハッソウ/ソウサクノート(2)
原題/改題/副題/備考 ●「小説と素材
   小説のヒント
   動機の発見
   法律書からのヒント
   新聞記事からのヒント
   『点と線』のトリック
   『眼の壁』のヒント
   現代社会機構の追求
   失踪事件の謎
   日常生活の恐怖
●「創作ノート(一)
   私の「創作ノート」
   ヒントの活かし方
   推理小説の文体
   これからの推理小説家
●「
創作ノート(二)
   ヒントの浮かぶとき
    『西郷札』『笛壺』『球形の荒野』『市長死す』
    『腹中の敵』
   死体処理の問題
    『万葉翡翠』『薄化粧の男』『声』『鬼畜』
随筆 黒い手帖 推理小説の魅力
  ●「
推理小説の読者
  ●「
日本の推理小説
随筆 黒い手帖 推理小説の発想
  ●「小説と素材
  ●「
創作ノート(一)
  
●「創作ノート(二)
随筆 黒い手帖 現在の犯罪
  ●「
黒いノート
  ●「
『日本の黒い霧』について
  ●「
松川事件判決の瞬間
随筆 黒い手帖 二つの推論
  ●「
スチュワーデス殺し事件
  ●
「下山事件白書」の謎
随筆 黒い手帖 推理小説の周辺
  ●「
スリラー映画
  ●「
楽屋裏の話

随筆 黒い手帖 「あとがき 」
本の題名 随筆 黒い手帖【蔵書No0176】
出版社 中央公論社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1961/09/30●13版1974/05/20
価格 680
発表雑誌/発表場所 江戸川乱歩・松本清張篇『推理小説作法』
作品発表 年月日 1959年(昭和34年)4月号
コードNo 19590400-00000000
書き出し 私の「創作ノート」
私は、以前、「創作ノート」をある雑誌に公開したことがある。連載途中に小説を一回休みたいため、苦し紛れにこれを出したのだが、読者には誰でも作者の楽屋裏が面白いとみえる。ここでは、多少、それと重複する部分もあるが、その続編として読者の前に出すことにする。一小説家の取材裏話として気軽に読んでいただければ幸である。
ヒントの泛かぶとき
昔から、ものを考えるのには、寝床、風呂場、厠と決まっている。三つとも人間が孤独になる場所だからであろう。こんなときに、ふいとヒントやアイデアが泛かぶのは、今もあまり変わりがないようである。
作品分類 随筆
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