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人物描写の研究

■コメント■
(役者さんは管理者の好みで...やっぱり「男はつらいよ」から.../2010年7月10改)
年齢の表現は、現在なら5歳程度はプラスして見る必要がありそうだ。

描写

視点
人物(名前)
(推定年齢)
人物描写
作者
(川田本人)
川田修一(45歳前後) 浅黒い顔に眼鏡をかけているが、眼差しはどこか思索的に見えた。
−−−−これは私である。
私は東京の某大学の歴史科の万年講師で川田修一という。

■コメント■
珍しく私がわたしの描写をしている。小林桂樹さんとか米倉斉加年さんのなど、多士済々。
川田修一 浜中浩三(35.6歳)
坂道を上がってきたのは、三十五,六歳の、背の高い男だったが、
先方も意外な所に人間を見つけたと言うような顔をした。
彼は私に軽く会釈をしたが、何か胡散げに横眼で見るのだった。
男は埃っぽいオーバーを着ていた。その裾からのぞいているズボンも
あまり上等とはいえない。
赤い靴も踵が大ぶん擦り減っていた。

■コメント■
米倉斉加年さんなど...米倉さんならどんな役でもok...イッセイ尾形さんもいいな
村田の妻 村田伍平(47歳)
私の夫は四十七歳になりまして、当地では昔から醤油の醸造元をして
おります。
資産は、まあまあ、この辺では一、二だと世間の人に云われております。
主人名前は村田伍平と申し、これは代々当主が受け継ぐ名前で
ございます。主人は家業にも熱心でしたが、一方では郷土史の研究に
ひどく力を入れておりました。

■コメント■
渥美清すまけいさんなら文句はあるまい。

 

 


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