参加しました!(2019年12月7日) |
2019年12月21日更新
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松本清張研究会の発表会はなぜか天気がよかったのだが 今日は氷雨。 場所は市ヶ谷の法政大学、初めての場所だ。 工事中で、大内山校舎になかなかたどり着けなかった。 新しい校舎で抜群の環境。 「清張作品の中の女性たち」 (長尾龍一)は、タイトルでかなり期待しいたが 内容的には物足りなかった。 当方は、物理的に作品に登場する女性の名前を、興味を持って取り上げていたが 人物像を中心に据えての講演に期待していた。 その意味では、物足りないと感じた。 講演の中で取り上げられた作品(演題とは直接関係なかった)「三人の留守居役」に興味を覚えた。 研究発表の「松本清張の韓国における翻訳現況と特徴」は、労作というか、緻密な研究成果に 感銘した。 隣国に於ける清張作品がいかに翻訳され読まれているかリアルな話が聞けた。 その国の国情が反映されて、翻訳の面白さがよく理解できた。 閉会の辞で山田有策(研究会代表理事)が話された「人肉質入裁判」(ジンニクシチイレサイバン)が、 何の訳かの答えに唖然とした。 『ベニスの商人』が答えだ。研究発表に参加された、韓国の共同研究者の 若者が即座に答えたことに驚いた。 |
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※『ヴェニスの商人』(ヴェニスのしょうにん、The Merchant of Venice)は、 ウィリアム・シェイクスピアの喜劇、戯曲である。 1594年から1597年の間に書かれたとされている。 『ベニスの商人』と記される。「人肉抵當裁判」として紹介されたこともある。 |