研究
順風満帆の人生を歩む内藤縫殿忠毘(ないとうぬいただあつ)。
このままでは事件は起きない。
頃は元禄...
1688年から1704年までの期間を指す。この時代の天皇は東山天皇。江戸幕府将軍は徳川綱吉。
何とも手がかりのない書き出しであるので、元禄の出来事を列挙してみる。
元年
1月、井原西鶴が「日本永代蔵」を刊行する。
11月、柳沢吉保が側用人に就任する。
2年
3月、松尾芭蕉と河合曾良が3月27日江戸深川から奥の細道の旅に出る。
6年
12月、新井白石が甲府藩主徳川綱豊(徳川家宣)の侍講となる。
7年
11月、江戸の野犬を中野に設置した犬小屋に収容される。
14年
2月、江戸城内の松の廊下で赤穂藩藩主・浅野長矩が高家肝煎・吉良義央に切りつける。
15年
12月、元禄赤穂事件(赤穂浪士の討ち入り)
16年
3月、大石良雄らが切腹する。
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