【紹介作品・研究室の倉庫】
2011年01月30日
清張作品の書き出し300文字前後で独善的研究!
研究発表=No 049 【いびき】 〔オール讀物〕 1956年10月号 上州無宿の小幡の仙太は賭博の上の争いから過って人を殺して、捕縛された。彼はその日から人知れず異常な恐怖に襲われた。松本清張全集 36 地方紙を買う女・短編2(株)文藝春秋●初版1973/02/20より
研究 1月2日に腸閉塞で緊急入院した。 病室で「松本清張事典」(勉誠出版)を見ながら「いびき」を思い出した。 4人部屋、一人いびきの大きな人がいた。 同室の者が、苦言を呈するほどではなかったが、なかなか寝付けなかった。 旅先でも鼾かきと同部屋になる事は敬遠されがちである。偶然だが身近に体験してしまった。 時代物の中で「いびき」はどんな展開を見せるのだろうか... 寝た後の出来事、自身ではどうする事も出来ない。