題名 | 手紙:瑣末な「悪評」は全然気にしないことです |
読み | テガミ:サマツナ「アクヒョウ」ハゼンゼンキニシナイコトデス |
原題/改題/副題/備考 | |
本の題名 | みうらじゅんの松本清張ファンブック 清張地獄八景 ■【関連本No142】 |
出版社 | 文藝春秋(文春ムック) |
本のサイズ | A5(普通) |
初版&購入版.年月日 | 2019/07/17●初版 |
価格 | 1000+税80 |
発表雑誌/発表場所 | 文藝春秋/2011年9月号掲載 |
作品発表 年月日 | |
コードNo | 20110900-00000000 |
書き出し | ※宛名が井上ひろし様となっていた。 度々お手紙頂いていながら何かと取り紛れ、御返事を差し上げず失礼しました。御許し下さい。 まずは御受賞おめでとうございました。直木賞というのは、実力のある作家にはどうでもいいようなものですが、現在では一文学賞というよりも、作家に社会が有資格者的「認知」を与えるという性格にもなっているので(われわれのころは文壇の一隅の出来事でしかなく、さしたる注目もをひきませんでしたが)貰わないよりは貰ったほうがづっと仕事がしやすくなります。 あなたの受賞はそれだけの資格があったからで、他の一部の人たちがどうささやこうと(たとえば選衡委員の評など)一向に気にかけずに思うとおりに直進して下さい。 |
作品分類 | 手紙 |
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