松本清張_あとがき 松本清張短編全集05 (声)(あとがき)

題名 あとがき 松本清張短編全集05 声
読み アトガキ マツモトセイチョウタンペンゼンシュウ05 コエ
原題/改題/副題/備考  
本の題名 松本清張短編全集05 声【蔵書No0226】
出版社 (株)光文社
本のサイズ 文庫(光文社文庫)※新書版を文庫化
初版&購入版.年月日 2009/01/20●初版
価格 660(本体629)
発表雑誌/発表場所 松本清張短編全集05 声
作品発表 年月日 1964年(昭和39年)3月
コードNo 19640600-00000003
書き出し この集に収められたものは、だいたい、昭和三十一二年のころのものが多い。私が十八年勤めていた朝日新聞を正式に辞めたたのは三十一年三月であった。二十七年度下期の芥川賞をもらったのを機とし、部長に頼んで、その年の暮れに九州から転勤して上京、東京本社には二年少しいた。その間、勤めながら少しずつ書いていたが、作家生活にはいってからは、この集にあるようなものを発表していた。当時は練馬区関町の借家にいて、六畳の間が私の仕事場兼寝室だった。次の二間が他の家族の部屋である。それで、私の仕事は子供が学校に出て行った昼間か、寝てしまった夜中になった。
作品分類 あとがき
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