(原題=古風土記)
題名 | 私説古風土記 | |
読み | シセツコフドキ | |
原題/改題/副題/備考 | (原題=古風土記) (再録)『私説風土記』(平凡社1977年12月)・『全集五五』(1984年4月) |
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本の題名 | 私説古風土記■【【蔵書No0246】 | |
出版社 | 平凡社 | |
本のサイズ | A5 | |
初版&購入版.年月日 | ||
価格 | ||
発表雑誌/発表場所 | 『太陽』 | |
作品発表 年月日 | 1976年1月〜1977年8月 | |
コードNo | 19760100-19770800 | |
書き出し | 一神々の笑い 「国引き」の綱と杭 米子空港は夜見ヶ浜の長い砂嘴(サシ)のほぼ中ほど、松林にかこまれたところにある。すぐ近くに皆生温泉があり、砂嘴の突端が境港となって美保関と対い合っている、 この砂嘴は日本海と中ノ海の海流が運んだ砂のが形づくったもので、丹後の天橋立や駿河の三保松原、筑前の海ノ中道、上総の富津岬などと同じである。夜見は黄泉の替え字と思われていいる。だから温泉名に皆生と好字をつけたのかもしれない。が、子の温泉の発見が新しいので、とかく出湯を書きたがる出雲国風土記にも載っていない。 大山の中腹から見下ろすと、天橋立のような夜見ヶ浜の形がよく分かる。突端の境港と美保関の丘陵()が夜景がに 白髭山と高尾山という。後者に関の五本松があった)を分けた海峡は細く見えず、まるで地つづきのようである。 |
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作品分類 | 古代史 | |
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