松本清張_殿方ご用心遊ばせ  〔中央公論(1958年7月号)〕対談

<対談・佐藤みどり>

題名 殿方ご用心遊ばせ (佐藤みどり)対談 
読み トノガタゴヨウジンアソバセ タイダン
原題/改題/副題/備考 <対談・佐藤みどり>
 
本の題名 中央公論(1958年7月号)(殿方ご用心遊ばせ) 佐藤みどり:対談【関連本No0145】
出版社 中央公論社
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 1958/07/01●初版 
価格 古本:800円(定価150円)(送料:310円) 
発表雑誌/発表場所 『中央公論』 
作品発表 年月日 1958年7月1日
コードNo 19580700-00000000 
書き出し 佐藤  先生の推理小説の解き方に私、大へん重宝しているんですよ。(笑声)小さいときから、探偵小説は好きでなんです。でも日本のものは、あまり読んでいないんです。
松本  しかし、よくクラブ(探偵作家クラブ)にはいらつしやつていますね。
佐藤  ええ。先生のお書きになられるのは、私の書きたいようなことをズバズバ書いていらしゃるので、内心大いに喜んでいるんですよ。
松本  それはありがたいですね。佐藤さんのように実際の事件に働いている方は、絵空事を書いても興味ないでしょうね。
佐藤  そうなんです。先生のように実生活に結びついあtものをテーマにしていただくと、私たちの身近にせまっておこる事件ですから、それだけに迫力を感じますね。
松本  そのかわり奇想天外なことはできませんけれどもね。しかし探偵小説がいままで軽蔑されていたのは、実際にないようなことが通俗生に結びついて、片隅で光を
     浴びてといった感じがするでしょう。
作品分類 対談
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