松本清張_「白い闇」の舞台・十和田湖−−エッセイ 旅のエッセイE

題名 「白い闇」の舞台・十和田湖 旅のエッセイD
読み シロイヤミノブタイ・トワダコ
原題/改題/副題/備考  
本の題名 週刊 松本清張 6 『天城越え』 (旅 1960/10を再録) 【049】 
出版社 (株)デアゴスティーニ
本のサイズ 雑誌(A4ファイル)
初版&購入版.年月日 2009/12/08●初版
価格 552円+税(28円)
発表雑誌/発表場所 『旅』 1960/10月発行
作品発表 年月日 1960年10月
コードNo 19601000-00000000
書き出し 私が「白い闇」という小説を書いたのは、今から三年ぐらい前になる。これは秋田県の十和田湖が背景になっている。ある雑誌の企画で「取材紀行」というのがあって、写真家を小説家に同伴させ、地方の風景をグラビアにして、それを舞台に一編の小説を併載するという形式だった。
「白い闇」の筋は、はじめから頭にあったのではなく、十和田湖に行って見てから後でこしらえたものである。最初の話では、どこか希望の土地はないか、と云うので、私はまだ行ったことのない十和田湖を志望したのだった。確か五月末だと記憶している。
作品分類 エッセイ 
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