松本清張_ひとり旅−−エッセイ 旅のエッセイA

題名 ひとり旅(エッセイ文・画) 旅のエッセイA
読み ヒトリタビ
原題/改題/副題/備考  
本の題名 週刊 松本清張 2 『砂の器』 (旅 1955/04を再録) 【043】
出版社 (株)デアゴスティーニ
本のサイズ 雑誌(A4ファイル)
初版&購入版.年月日 2009/10/10●初版
価格 552円+税(28円)
発表雑誌/発表場所 『旅』 1955/04月発行
作品発表 年月日 1955年04月
コードNo 19550400-00000000
書き出し 芸備線の一夜
ある年の冬、広島から芸備線で奥へ行ったことがある。私の父は伯耆の中国山脈の麓で生まれた。若い時、村を出てから一生涯一度も帰らなかった。他国へ出て働き、帰る余裕が遂になかったのである。縁者は絶えていたが、それでも故郷の土を踏むことは父の夢で会った。私は広島まで来た序でに父の古里に急に行きたくなったのだ。
作品分類 エッセイ 
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