松本清張_時刻表−−ひとり旅への憧れ(値段の明治・大正・昭和風俗史)(思い出は列車に乗って)

題名 時刻表−−ひとり旅への憧れ(値段の明治・大正・昭和風俗史)
読み ジコクヒョウ−−ヒトリタビヘノアコガレ(ネダンノメイジ・タイショウ・ショウワフウゾクシ)
原題/改題/副題/備考  
本の題名 松本清張研究(2017年:18号)【関連本No129】
(清張関連本:松本清張研究)(週刊朝日1979/11/16を再録)

出版社 北九州市立松本清張記念館
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 2017/03/31●初版
価格 1852円+税(148円)
発表雑誌/発表場所 『週刊朝日1979/11/16』
作品発表 年月日 1979年11月16日 
コードNo 19791116-00000000
書き出し 手元の資料に「明治二十九年九月一日發兌・第貮拾號・汽船旅行案内・東京京橋區鎗屋町十五番地庚寅新誌社發行」といのがある。表紙横に「全國鐵道哩敷貮千参拾九哩○鎖」と刷りこんであって、当時開通していたこれだけの距離の全線について各駅間の哩数・発着時刻・賃金が記入してある。例を尾道・岡山間にとってみると所要時間が二時間四十二分、賃金には上・中・下等があって、上等は二円九十銭、中等が二円○三銭、下等が一円十六銭である。
このころには下等という文字が平気で使われた。もっとも「あいつは下等な奴だ」などという軽蔑した言葉は、この客車の等級用語から出たのであろう。
作品分類 エッセイ 
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