松本清張_三分の一の人生

題名 三分の一の人生
読み サンブンノイチノジンセイ
原題/改題/副題/備考  
本の題名 証言−朝日新聞社時代の松本清張 企画展図録【007:企画展図録】(朝日新聞社刊)収録を再録)
出版社 北九州市立松本清張記念館
本のサイズ A5(普通)
初版&購入版.年月日 2002/01/12●初版
価格 500円税込み
発表雑誌/発表場所 朝日新聞旧友会(朝日新聞西部本社30周年記念)
作品発表 年月日  
コードNo 00000000-00000000
書き出し 私が西部本社に縁を持ったのは、昭和12年の2月、小倉で新聞を発行するときからだった。縁を持ったという意味は、私の場合、正式な入社ではなく、はじめは広告部の外註による版下書き(デザインという高級なものではない)として出入りしたからである。それまでは、町の印刷所に勤めていたが、朝日新聞の仕事がしたくて当時の支社長だった原田棟一郎氏に直接手紙を出して採用にあずかったのである。このへんの経緯は別のところでも書いている。この生活が三年間、ついで嘱託として入り、二年後にはじめて正式社員となった。十八年に兵隊にとられ、十九年秋に朝鮮から復員、二十八年暮れに東京本社広告部に転勤、三十一年春に退社した。
作品分類 エッセイ 
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