題名 | 大化の改新は本当にあったのか:「古代史のナゾ」を解く/<座談会・門脇禎二、佐原眞、松本清張> | |
読み | タイカノカイシンハホントウニアッタノカ:「コダイシノナゾ」ヲトク <ザダンカイ・カドワキテイジ、サハラシン、マツモトセイチョウ> |
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原題/改題/副題/備考 | <座談会・門脇禎二、佐原眞、松本清張> | |
本の題名 | 日本史七つの謎■【蔵書No0237】 | |
出版社 | (株)講談社 | |
本のサイズ | 文庫(講談社文庫) | |
初版&購入版.年月日 | 1996/03/15●18版2009/07/01 | |
価格 | 488(税39)2015年8月3日購入 | |
発表雑誌/発表場所 | 『現代』 | |
作品発表 年月日 | 1992年1月 | |
コードNo | 19920100-00000000 | |
書き出し | 吉野ヶ里と武器鋳造 松本 今日は古代史について、しかも一般の読者も関心を持つような謎を中心にして、二人の先生と話し合いたいと思います。 まず最初に、吉野ヶ里遺跡をとりあげましょう。あそこには、物見櫓が立っていたり、堀に囲まれた住居、いわゆる環濠集落が二十も三十もあったりします。青銅器の鋳型も出土しています。私は青銅器の製造所だったことは間違いないと思うんです。 そこでご専門の佐原さんにうかがいますが、集落のまわりに高い物見櫓を六つも設けたり、弥生時代の普通の倉よりも面積が三,四倍もある大きな倉庫を作ったりしているのは、性格的に言えば戦争に備えた防備という軍事的な意味あいですか。それとも青銅器の鋳造工場という生産的な意味のほうが強いのですか。 |
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作品分類 | 座談会 | |
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