題名 | 「スチュワーデス殺し」論 | |
読み | 「スチュワーデスコロシ」ロン | |
原題/改題/副題/備考 | 【重複】〔(株)中央公論社=随筆 黒い手帖〕 | |
本の題名 | 松本清張全集 13 黒い福音 アムステルダム運河殺人事件・セントアンドリュースの事件■【蔵書No0091】 | |
出版社 | (株)文藝春秋 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1972/02/20●初版 | |
価格 | 880 | |
発表雑誌/発表場所 | 婦人公論臨時増刊「美しき人生読本」 | |
作品発表 年月日 | 1959年(昭和34年)8月号 | |
コードNo | 19590800-00000000 | |
書き出し | ベルメルシュ神父の帰国 昭和三十四年六月十一日午後7時半、スチュワーデス殺し事件の重要参考人ベルメルシュ神父は、羽田空港をあとにして、エア・フランスで帰国の途についた。警視庁では、翌朝これを知って愕然としたそうである。ベルメルシュ神父の帰国は、彼の持病の悪化と、故郷に残した父母に会いたい、というのが理由になっているが、ほとんど容疑者に近い重要参考人が、このような個人的な理由で突然帰国するということは、われわれの感情から、どうも納得できない。ドン・ボコス社の方でも、この際、逃がすように神父を帰国させることが、どのように今後の布教上に悪影響を与えるかは十分承知しているはずである。にもかかわらず、あえてこのような処置に出たことは、われわれとしても、いろいろな憶測がしたくなるのだ。 |
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作品分類 | エッセイ | |
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