題名 | 証言の森 | |
読み | ショウゲンノモリ | |
原題/改題/副題/備考 | 【重複】〔(株)文藝春秋=火と汐(文春文庫)〕 | |
本の題名 | 松本清張全集 38 皿倉学説・短編4■【蔵書No0137】 | |
出版社 | (株)文藝春秋 | |
本のサイズ | A5(普通) | |
初版&購入版.年月日 | 1974/07/05●初版 | |
価格 | 880 | |
発表雑誌/発表場所 | 「オール讀物」 | |
作品発表 年月日 | 1967年(昭和42年)8月号 | |
コードNo | 19670800-00000000 | |
書き出し | その犯罪の発覚は、被害者の夫青座村次(当三十一歳)が附近の巡査派出所に昭和十三年五月二十日午後六時半ごろ出頭して、勤め先の神田××番地東邦綿糸株式会社より帰宅したところ、妻和枝(当二十七歳)が何者かに絞殺されている、と届け出たことからはじまった。派出所の巡査はすぐこのことを本庁に電話で報告すると同時に届人の青座村次の案内で同家に行った。そこは中野区N町××番地、N駅より西南一キロで、青座宅は二十五、六戸ばかりの住宅街の一軒であった。すでに同家の門前には、妻和枝の実父石田重太郎と実母石田千鶴が村次の報せを受けて到着していた。青座村次は帰宅して妻和枝の死体を発見し、妻の両親に電話で報せたあと、巡査派出所に届出たものである。所轄署より臨場した警部補大宮一民作成の検証調書によると、その模様がつぎのように記載されている。 | |
作品分類 | 小説(短編) | 31P×1000=31000 |
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