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特集 清張と新聞
特別対談 戦後文学に現れた松本清張という現象 五木寛之・山田有策
論文
松本清張と新聞小説 十重田裕一
清張小説のなかの新聞記者と新聞社 綾目宏治
新聞小説第一作 --松本清張「野盗伝奇」論 山本幸正
「砂の器」考 中丸宣明
--社会派推理小説のレトリック、もしくは新聞小説、その読み方の作法について--
少しずつ、グローバルな霧と闇へ/から 高橋敏夫
--『霧の会議』という企て
松本清張『火の路』とペルシア文化の飛鳥東漸 久米雅雄
松本清張の社会派推理小説と自殺・失踪 南富鎮
--『点と線』『ゼロの焦点』『波の塔』を手掛かりに--
エッセイ
松本清張作品と私 山口恵以子
松本清張とヴェレミーナ チハーコヴァーヴラスタ
講演
松本清張の昭和史 半藤利一
投稿
『両像・森鴎外』私考 多田康廣
--清張の採取法と鴎外史伝の叙法の接点を中心に
記念館研究ノート
松本清張と水村美苗の「嵐が丘」体験
--近代日本文学の豊かさと乏しさ 栁原暁子
記念館だより
編集後記
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