目次 |
『神々の乱心』と二十年前の思い出 佐野眞一
特集
世界への視座 −−清張の海外取材
国民作家の覚醒した意識 −−集合的無意識から離れて 聞き手・宮田毬栄 辻井喬
松本清張と世界の旅 郷原宏
斉明天皇と「麻薬の酒」 −−『火の路』としてのシルクロード−−
山内昌之
「白と黒の革命」を読み返す
酒井啓子
『聖獣配列』を読んで
猪口孝
『霧の会議』の背景 馬場康雄
タイと太平洋戦争 −−『熱い絹』の背景−−
玉田芳史
何が清張に『空の城』を書かせたか
高任和夫
『アムステルダム運河殺人事件』 −−古典的な本格探偵小説−−
綾目広治
〈天然の密室〉と松本清張さん 大村彦次郎
「清張取材」から知った五つの神髄
浅井泰範
松本清張先生の「旅の章」 道川文夫
スイス取材の松本清張 −−「ところでおたくの秘密主義は」と二十回
堤伸輔
清張 曼荼羅 −−文学と映像の間−− 藤本祐子
国際推理作家会議で考えたこと 全集・単行本未収録
松本清張
記念館だより
編集後記 |