目次 |
特集 松本清張の敗戦前後
座談会 戦争体験が作家にもたらしたもの 城山三郎・色川大吉・平岡敏夫
軍隊編
松本衛生兵の朝鮮体験
衛生兵の〈点と線〉 −−「任務」と「繁昌するメス」−− 栗坪良樹
もう一つの原点 −−「百済の草」と「走路」−− 綾目広治
「遠い接近」の後景 −−松本清張の軍隊体験−− 花田俊典
占領期編
「日本の黒い霧」の時代認識と評価 藤井忠俊
−−「黒地の絵」と帝銀・下山・松川事件書作品の資料検証−−
松本清張が見た戦後
アンケート
『日本の黒い霧』 わたしはこう読んだ
上田正昭、大城経立昭、鎌田 慧、小林久三
佐藤忠男、島村匠、出久根達郎、西木正明
葉治英哉、三咲光郎、村雨定郎、新藤兼人(随想)
「表象詩人」論 −−あるいは〈詩人〉のオブセッション−−
記念館だより
編集後記 |