清張関連本_78

清張 闘う作家 文学を超えて

本の題名 清張 闘う作家 文学を超えて 
読み セイチョウ タタカウサッカ ブンガクヲコエテ
著者 藤井淑禎(フジイヒデタダ)
出版社 ミネルヴァ書房
本のサイズ A5
初版&購入版.年月日 2007/08/10●2版
価格 3000円+税(150) 398円(アマゾン:送料無料)
目次 T本流としての清張文学
1章 ミステリーの自覚  −−菊地・芥川の地層と清張−−
2章 本流としての清張文学  −−漱石から清張へ−− 

U清張の闘い
3章 清張と本格派  −−乱歩封じ込め戦略のてんまつ−−
4章 「天城越え」は「伊豆の踊子」をどう超えたか
5章 清張文学と純粋文学派  −−対決の構図−−

V清張ミステリーの多彩な実践
6章 迷宮としての「地方紙を買う女」
7章 「氷雨」とその時代  −−売春防止法前後−−
8章 小説とノンフィクション
   @松本清張における小説とノンフィクション  −−「ある小官僚の抹殺」を手がかりに
   Aノンフィクション史のなかの清張
9章 メディアと清張ミステリー
   @清張ミステリーと女性読者  −−女性誌との連携の諸相−−
   A「遭難」の内と外  −−『週刊朝日』と『黒い画集』−−

W松本清張と水上勉
10章 松本清張と水上勉  −−水上勉における日本型小説への回帰−−
11章 水上勉の社会派ミステリー  −−『飢餓海峡』の達成

あとがき

清張一口メモ
 清張と寛・鴎外
 「巻頭句の女」
 乱歩と清張
 「或る『小倉日記』伝」
 清張ブームとその戦略
 高度経済成長と清張ミステリー
 「西郷札」
 「左の腕」・「いびき」
 雑誌メディアと文学の大衆化
 「二階」・「張込み」
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