目次 |
プロローグ
第一章 デビュー作のすべて −〈或る「小倉日記」伝〉について−
第二章 覗き見志向から −〈張り込み〉の原点−
第三章 温故知新の第一作 −〈点と線〉あれこれ−
第四章 短編連作集への道 −〈無宿人別帳〉光と影−
第五章 動機の重要性 −〈ゼロの焦点〉のポイント−
第六章 多彩で名作ぞろい −〈黒い画集〉の分析−
第七章 知的な蛮勇 −〈日本の黒い霧〉雑感−
第八章 小説と映画のちがい −新聞小説としての〈砂の器〉−
第九章 糸でつないで −〈絢爛たる流離〉の意図−
第十章 邪馬台国はどこだ −知識が深い〈陸行水行〉−
第十一章 新しいアイデアを求めて −〈隠花の飾り〉はなぜ三十数枚か−
エピローグ
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