目次 |
森村誠一 昭和と共生した作家−−無冠の帝王の見本−−
松本清張発刊行本全装幀
松本清張主要作品系統図
平岡敏夫 多彩なジャンルをこえて−−松本清張の偉業
西郷札 清清しくも老練−−清張文学の原点 小林信也
ひとりの武将 猛将・佐々成政はなぜ負け犬となったのか 山田有策
甲府在番 現代にも通底する宮仕えの哀感 細谷正充
無宿人別帳 疎外と、絶望、そして生命力と 山田有策
かげろう絵図 権力はまぼろしか? 老中と大奥の確執 郷原弘
西海道談綺 波乱と錯綜に満ちた伝奇物語の地平 細谷正充
張込み 「平凡な顔」と言う女の仮面 松本常彦
眼の壁 サラリーマンを飲み込んだ社会の巨悪 郷原弘
点と線 鉄道トリックの先駆的作品 小林信也
ゼロの焦点 ここには二つの物語がある 赤塚正幸
黒い画集 底に流れる通湊低音 細谷正充
天城越え 少年が超えた、心の峠 赤塚正幸
砂の器 虚構に潜む社会のわな 郷原宏
球形の荒野 清張のロマネスク 細谷正充
Dの複合 旅と伝説が織りなすミステリーの風景 郷原弘
神々の乱心 昭和史を斬った遺作 細谷正充
清張と旅する 日本編・海外編
松本清張孤高の人生
宮田毬栄 松本清張の二つの道 |