清張分室 猫に小判  清張分室


参加しました!(2024年12月07日)
第48回 松本清張研究会:研究発表
(東京学芸大学(小金井キャンパス)



2024年12月21日更新


2024年12月07日

 2023年12月7日 松本清張研究会 第48回研究発表会

【研究会参加案内】

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■講演■
再考・陸軍機密費事件
−−松本清張『昭和史発掘』の政治的継承−−  小山 俊樹
(帝京大学教授)





■研究発票■
松本清張文学研究:「法」の問題を中心に』
長崎外語大学 孫平




一.初めに
二.裁判小説、法廷ミステリーという呼称の定着
三.清張と法・裁判事件
四.清張の法廷ミステリーの多様性
五.今後の課題
 

■参加の感想■
● 再考・陸軍機密費事件
資料から紐解く昭和史。『昭和史発掘』を再読したくなった。
読んだつもりだったのでもう一度読み返してみたい。
「陸軍機密費」は、裏金問題の原点なのだろうか?
いまだに権力者は同じようなことを繰り返しているのか、改めて思いやられる。

松本清張文学研究:「法」の問題を中心に』
テーマは興味深い、内容が豊富というか大きなテーマなので、研究発表としては時間が足りない感じがした。しかも、研究者は中国人の若い女性なので虚を突かれた感じがした。
取り上げられた作品も「一年半待て」「疑惑」「証言」など私の興味と一致して、作品ごとの深掘りが聞いてみたい感じがした。