清張分室 猫に小判  清張分室


参加しました!(2018年6月2日)
松本清張研究会:研究発表会
第38回
(東京学芸大/小金井市)



2018年06月21日登録


2018年6月2日

 2018年6月2日 松本清張研究会 第38回研究発表会


  



●研究発表 「自筆原稿・日記・書簡を素材とした日本近代史学史の研究
−徳富蘇峰・平泉澄往復書簡を中心に−
【坂口太郎(高野山大学助教授)】

●講演 「清張ミステリーにおける乱歩の変奏 −『顔』収録作を軸に−
【浜田雄介(成蹊大学教授)】

−−−−−−−−−−−−−−於 東京学芸大学−−−−−−−−−−−−−−−

 

 松本清張研究会の発表会はなぜか天気がよい。
今年も東東京学芸大学は、好天!!!

徳富蘇峰・平泉澄については全くの無知識。
清張の大作、『昭和史発掘』から「二・二六事件」関連の話は興味深い
ただ、知識不足で講演について行ききれない。
北一輝の関連など聞きたかった。

江戸川乱歩については、清張が、「探偵小説を「お化屋敷」の掛子屋からリアリズムの
外に出したかった」と、言ったようにかなり批判的だったように思っていた。
しかし、『ゼロの焦点』の連載で、「宝石」編集長時代の乱歩に協力したことなど、
日本推理作家協会初代理事長であった江戸川乱歩を尊敬していたのだろう。
郷原宏著の『乱歩と清張』の購読を決めた。