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2015年08月21日更新
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朗読劇は第3回目。全作品ではないが皆勤賞です。 「球形の荒野」は玉音放送で始まり、8月15日に相応しい?スタート。 長編の作品だけに短時間で表現する事の難しさを感じさせた。 映像化にも同じ事が言える。 「張込み」は、8月15日を意識した脚色であったが、功罪なかばといった感じだ。 内容としては、映画は張込み自体を二人の刑事がする。 朗読劇は原作に忠実で一人だった。 映画化時に、よりリアルに二人の刑事での張込みが採用されたようだ。 確かに二人の刑事による方がリアリティーがある。 朗読劇で感じるのだが、原作を読み、映画化された作品を観、最後に 朗読劇となると、固定化されたイメージと朗読劇による新たなイメージに 若干の混乱が出てしまう。 それにしても、その混乱は、朗読劇の出演者の実力によるのだろう。 映像化された作品以外の演目は、混乱抜きに鑑賞できそうだ。 「或る『小倉日記』伝」は、その意味でも堪能できた。 |