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G 登戸研究所を訪ねる!(明治大学生田キャンパス)
「帝銀事件の謎」に誘発されて!

明治大学生田キャンパスの『登戸研究所』を訪ねました。(2023年7月8日)


今では滑稽でさえあることが『研究』の名の下に実行されていた。
毒薬・風船爆弾・レーダー兵器、そして、防諜・諜報・謀略・宣伝などあらゆる方法をで戦争を遂行していたのである。
偽札の印刷など全く知識が無かったから驚いた。
悪知恵というのだろうが、思いつく全ての手段と「知恵」を総動員していたのだった。
毒ガスや細菌兵器の使用が国際的にも禁止(1925年国際法(ジュネーヴ議定書))されていて、大量に使用されることは踏みとどまっていたのだろうが
許される範囲での戦争とは滑稽である。核兵器も同じ事だろうが、使用目的があり人類は作り出してきたのだ。

最近ロシアのウクライナ侵略に軍事支援で、アメリカがクラスター弾の供与を決めたようだ。
クラスター弾を使用する目的は?
兵器は殺傷能力が大きいほど良い兵器(原子爆弾)なのだろうが、相手に与えるダメージを考えれば、殺傷能力が全てでは無い。
残虐な兵器(そもそも兵器は残虐だ)は、使用禁止されるべきであるが、これとて。滑稽な主張になってしまう。

戦争は人類しか行わない!
人類は、消滅するまで決して反省しない生物なのだ。虚しく感じる今日この頃である。

【2023年7月21日】


『帝銀事件の謎』に誘発されて「登戸研究所資料館」を訪ねた。(2023年7月8日)

生田駅(小田急線)から明治大学へ。13時集合のため先に、昼飯を食べることにした。
事前に探した喫茶店【麓山】(ハヤマ)でランチを食べた。大学自体は丘の上にあるらしく【麓山】までの道が急勾配で疲れた。
店は老夫婦が切り盛りしていて、まだ11時半になっていなかったがすでに数人客がいた。
ランチが900円でコーヒーデザート付きでコストパホーマンスはまずます。

「登戸研究所」の見学会は、20名程度の参加者で、2時間30分みっちりの内容だった。
私が参加した時間では、20名程度だったが、資料館にはかなりの人数が見学に訪れていた。

資料館の内容は充実していていつもながらこのような施設を訪ねると思うことがある。
広島の原爆資料館でも同じ事を感じるのだが、はたまた、8月6日や9日になると平和を祈り、戦争を嫌悪することになるのだが
人類は「反省しない動物」なのかと強く思う。今なお戦争は起きている。
戦争で解決しようとする勢力がある。あの広島でさえ、「核兵器禁止条約」に賛成しない自民党が多数の国会議員を出してる。
長崎にしかり、沖縄はまだ少しましだが...
毎年8月になれば、広島や長崎や沖縄は祈りに包まれ、終戦記念日を迎えると、マスコミは伝える。
嘘っぱちだ、現実には新しい戦前に向かっているとしか思えない。


7月21日:私も反省していない人類の一員である事を恥じる。

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