登場人物
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時村 勇造 |
勇造の商売は、表向きは「廃品回収業」、実態は軍用品の払い下げを扱うブローカー、ヤミ屋だった。事件後も商売は順調、「総和商事」を設立 |
英子 |
間がいたが勇造の金に目がくらんだか、勇造の女になる。後に恋人を作り勇造の元を去る。 |
若い考古学者 |
修美堂の番頭の紹介で時村勇造に会う。修美堂が勇造に売った土偶に興味を持っていた。盗まれたと言いながら警察に届けない勇造に疑問を持つ。 |
若い女(学生/考古学者の連れ) |
学生。考古学者の助手か?温泉地の裏山で発掘調査? 誤解かららか時村勇造に殺される。 |
若い男(考古学者) |
二十七,八歳。顔の蒼白い、痩せた、ひ弱そうな男。考古学者学生の助手と発掘調査中? 連れの女が殺され、その隠蔽のために殺される。 |
先輩考古学者 |
若い考古学者の先輩。将来を嘱望されていた同僚が殺された事件と、若い考古学者の話を結びつける。 |
修美堂の番頭 |
時村勇造の会社(総和商事)へ出入りする骨董商。社長の時村に土偶を売りつける。若い考古学者を時村に紹介する。 |
警察官 |
捜査精神旺盛。高額な土偶を盗られながら届けを出さない時村勇造に疑問を持つ。 |