登場人物
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唐津 淳平 |
四十三歳。実直なで、仕事は出来る能史な男。私大出で同期の東大出は、局長や部長になっている。
××省業務部第三課長。部下は瀬川幸雄、瀬川の自供により追い詰められる。汚職事件のキーマン。自殺を装い殺される? |
瀬川 幸雄 |
××省業務部第三課係長。唐津課長は上司。汚職事件の参考人として警察に呼ばれる。参考人から被疑者に代わり自供する。 |
篠田 正彦 |
会社重役。詐欺事件で再三警察に召喚されたことがある。官僚や政界に顔が利く。代議士を目指すが落選している。稲木良子は愛人。
唐津淳平の自殺体の第一発見者。事件の張本人か?先生と呼ばれ、自称弁護士だがあやしい。 |
沖村 喜六 |
日本△△共同連合会理事長。公金600万円を横領して政治工作資金として、××省前局長、現××党代議士岡村亮三へ贈賄 |
白河 健策 |
××党の勢力者。事件の発端になる密告を子分にさせる。仲間はずれで、利益が回ってこなかった腹いせ...。 |
岡村 亮三 |
代議士。沖村喜六から賄賂を受け取る。 |
稲木 良子 |
篠田正彦の愛人。唐津・篠田・内田と雀卓を囲む。篠田の行動に一役買っている。 |
唐津 幸子 |
唐津淳平の妻。三十八歳。大柄で、目鼻立ちが派手。京都の商人の娘で、世話好き。子供は一人。
篠田とは唐津淳平の自殺現場で初めて会うが、篠田が弁護士らしいことは知っていた。夫の死後でも生活に困ってはいないようだ。 |
内田 |
篠田に呼び出され、唐津・篠田・稲木良子と雀卓を囲む。おそらく篠田の手下。 |
私 |
私が誰だか不明。 |